ITツールが使われることが少なかった工場の現場にも「sitateru CLOUD」はスムーズに導入でき効果を実感しています
有限会社モード・レディース
縫製加工業、衣類製造販売。
カットソーやインナーアイテムの縫製加工を得意とする縫製工場。
日本を代表する大手インナーメーカーのアイテムを手がけている。
目的
- 工場側として、顧客との生産管理業務における取引情報を一元管理したい
- デジタルの知識が少ないスタッフでも運用できる脱アナログ業務フローの実現
結果
- インターフェイスが分かりやすいため、パソコン知識が少なくてもスムーズに利用できた
- 確認作業の時間と労力が大幅に削減。同時にミスも少なくなった
利用サービス
ワークフローのデジタル化は、お客様と私たち工場が同時に取組むことで、双方にメリットがある仕組み!最新の仕様書を共有することで確認作業の省力化と時短に直結!
新しいツールの導入には「前向き」だったが「不安」もあった
自社が新規取引工場としてお客様であるアパレル企業の仕事を受注するために、sitateru CLOUDを導入しました。
現在では(これまで多かった)FAXの利用はほぼなくなり、sitateruCLOUDと補足としてメールや電話を使う程度となりました。
sitateru CLOUDは、まだ構想段階だったときから私自身がシタテルさんに様々な側面から仕様のアドバイスをしていましたので、ついにリリースされたかという気持ちでした。
しかし実際にいよいよ運用するとなった時は、今度は我々の会社の能力が「試されている」という感覚があり少し緊張しました。
『機能もより使いやすくするために、御社の意見も取り入れてバージョンアップしていきます。とりあえず一歩踏み出しましょう』とシタテルからのお話しがありましたので、少し気を楽にして取組むことができました。
実際に稼働すると便利な機能が多く、システムに不慣れな私たちでも使い勝手はよいです
実際に使ってみると、簡単に使いこなすことができました。全体の管理をする立場からすると、仕事の進捗がリアルタイムで把握でき、予実管理ができるのがいいですね。
また、メールの未読を注意喚起する機能や出荷明細が履歴として残ること、仕事毎に仕様書が添付されていることなど、様々な便利な機能があり業務も効率化しています。
特に、先方からきた確認事項に対しても、ボタン一つでこちらの了解を伝えることができるなど、使い勝手も私たちのようなパソコンに慣れていない人の目線に合わせた工夫もされていると感じています。
細かい点ですが、ボタンが「合意」など日本語で表現・表記されている点においても、我々の世代には親しみやすく、システム利用に対するハードルを下げていただいていると感じます。
お客様も、確認作業が減りミスも少なくなったと喜んでいます
「早く導入すればよかった!」と思うくらい便利に利用させてもらっています。
先日、sitateru CLOUDでやり取りをしているお客様は『まだメールやFAXでやり取りをしている他の工場と比べて、おたくとの電話は約4~5分の1で済むようになりました。
最新の仕様書がお互いにすぐに確認できるメリットは大きいですね』とおっしゃっていました。
お客様の業務が効率化され喜んでいただけているということは、同時に私たちも効率化できて仕事が「楽」になっているということです。口頭での確認や電話連絡が少なくなったと同時にミスも大きく減ったことを実感しています。
sitateru CLOUDを使っていないお客様も、連絡手段はFAXからメールへ移行しています。
メールはお互いの履歴は残るので、その点は便利なのですが、どれが最新の仕様書かどうか、ということが分かりづらい。
例えば、品番が同じでもパターンが異なるケースもあるため、同じ仕様書の品番でも依頼する工場により、(あるいは同じ工場でも)パターンを調整した情報の履歴が残っていないと事故につながります。
sitateru CLOUDを利用することで、最新の仕様書を常にお客様と共有でき、かつ「現場で調整した」などの重要な情報が紐付けされて管理できるようになったことは、とても重要なことだと思います。
他のお客様にも利用していただき、仕事全体の効率化を積極的に進めたいです
sitateru CLOUDを使った取引数はまだ少ないため、その分しか効率化できていませんが、今後は他のお客様もこのシステムを使っていただけると、仕事を受ける私たちもかなり便利になると思っています。
システムの利用料金に関しても、作業の効率化や時間短縮など様々な効果があるので、経営として総合的に判断したいと思っていますが、ミスや事故が少なくなればなるほど、費用対効果は大きいと考えています。
資材など、sitateru CLOUD上から発注できるようになる機能が追加されるなど、新しい機能がどんどんリリースされています。アパレル業界全体の効率化に向けて、さらに便利になっていくことを期待しています。