事例

会社の姿勢に共感してオーダーしたユニフォームのリニューアルは、プロセスも仕上がりも期待通りでした

ニコライ バーグマン株式会社

デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンにより設立。


フラワーボックスをシグネチャーアイテムとし、北欧スタイルに日本の感性を融合させた

フラワーデザインを軸に、ファイブスターホテルでの館内装飾・空間演出を始め、

ライフスタイル提案型のカフェ「Nicolai Bergmann Nomu」などの飲食展開、

フラワースクール、アートギャラリーなど、独創性のあるビジネス展開を目指しています。


https://www.nicolaibergmann.com

統括マネージャー
平田 有子 様

目的

  • お客様の求めるブランドに合致したデザイン性の高いユニフォーム制作
  • 仕事着として、現状の問題点を改善する機能を取り入れる

結果

  • スタッフがスタイリッシュに見え、ブランディングの一つとして完成された
  • 現場へのヒアリングから要望が取り入れられたので満足している

利用サービス

お客様がブランドに期待する「センスの良さ」をスタッフ全員が体現できるデザインと、仕事の作業性を両立させる

リブランディングを期に、外部の力を借りて本格的なユニフォーム制作に挑戦

ニコライ バーグマンは、ブランドの象徴である「フラワーボックス」がデビューして20年が経ちました。認知・確立されたブランドを大切にしながら、創業以来代表のニコライを先頭に、社内のリソースをフルに活用して様々なことに挑戦してきました。

フラワーデザインと言うクリエイティブな仕事を基本に「やればできる」というチャレンジ精神をスタッフ全員がもち、仕事に取り組んできた結果です。

例えば、今進めている事業の一つに、「ニコライ バーグマンスタイルの自然と一体になれる公園」を箱根に作るという大きなプロジェクトがあります。それもできるだけ専門の業者にお願いせずに、社員が交代で現地まで出向き、工具片手に作業を行っています。

そんな中、20周年を記念したリブランディングの一環として、全国で予定していたイベントに合わせて、ユニフォームを制作することになりました。
今回は、デザインに関して外部の方の意見とスキルを取り入れ、これまでとは違うオリジナルのユニフォームを制作する新しい試みに挑戦しました。

営業担当の「声」と「話し方」が魅力的で、扉が開いた先には、しっかりとしたコンセプトを持っている
会社がありました

会社にはそれぞれの思いや哲学があり、サービスや商品を通して伝えるというミッションがあります。また、それをきちんと伝えるためには商品やサービスの持つ力だけでなく、時には物語として伝える工夫や時間、そしてコストも必要です。

もちろんニコライ バーグマンも例外ではなく、花を軸にした環境の提供を通じてお客様や社会にメッセージを発信し続けています。

今回、シタテルとの取引について正直にお話すると、営業担当の「声」がとても魅力的でした。説明が的確で分かりやすく魅力的な声で誘導され、直感的にシタテルの話を色々聞いてみたいと思ったことが始まりでした。少し情緒的な話しですが、この直感を信じることが「弊社のやり方」でもあり、様々な経験に裏付けされた「勘」はこれからも大切にしていきたいと思っています。

シタテルからの話を伺いながら私が共感したのは、会社の「心意気」でした。服飾業界も下火で縫製工場が困っている中、シタテルは工場や資材メーカーなどをネットワークして、良い商品を提供するフレームを国内で作りたいという「想い」を持っているところです。

例えば、「ボタンだったらここが得意とか、その縫製はこの工場が効率的」など、情報をきめ細かくネットワークしてつなぐ事で、業界を活性化したいという「想い」です。シタテルのサービスは、ただ単にお客様からのリクエストに応えるだけのサービスではない、というのが私の印象でした。

ニコライ バーグマンとシタテルに共通するビジネス感覚

弊社代表のニコライ自身も直感型に行動するタイプです。

決まった形にとらわれずいろんなパターンで提案を行うなど、とても柔軟なところがあります。花を販売する時も、自信を持ってブランドを強く押すだけではなく、お客さんに寄り添った接客やサービスをいつも心がけています。

シタテルとは、そこの仕事の幅とかスピード感、提案力みたいなところが弊社と波長がすごく合致したんだと思います。

好奇心や興味を突き詰めることや、好きなものをもっと良くしたい思う原動力が良いプレゼンを生み、相乗効果につながるやり方なども、とてもシンパシーを感じました。

社内スタッフのヒアリング調査を行い、様々な要望に対して色々な提案をしてくれました

私達の花のビジネスも同じですが、何かをデザインして作るということは、お客様の考え方、イメージ、気持ちなど色々なものを形にしていく作業です。

シタテルが良かった所は、まず提案を頂く前に「スタッフにヒアリングを行い、現場の声をひろい、現状の分析」をして提案に活かして頂いたことです。

おしゃれに見えるデザインだけではなく、自宅で洗濯ができシワになりにくい生地を使用したり、エプロンも腰と胸当てができる2通りの着方ができる仕様など、スタッフの思いにも寄り添って提案していただきました。

また生地の色も、各メーカーの色味や見え方の違い、ロゴの手法も刺繍やワッペン・プリントなど、様々なパターンから選択肢を与えていただけた点もよかったです。アンケートやヒアリングからきめ細かい要望を提案に活かしている印象で、デザイン決定後はスムーズに進めることができました。

店舗に立つスタッフとブランドとの一体感が出てきて、ブランディングとしても成功

スタイリッシュに見えるデザインで、完成した製品にはとても満足しています。

スタッフの感想も、「おしゃれで、着ていて気持ちも上がる」や「着心地も良い」という情緒的な意見だけではなく、「ハサミを入れるポケットが、頑丈にできているので使いやすい」など機能に対する満足度が高い点も、やはり現場の意見をきめ細かくヒアリングして製品に反映してくださった結果だと思います。

私達のブランドは、フラワーデザインのクオリティーだけでなく、センスの良いスタッフに接客してもらいたいというお客様の想いなど、空間全体を通した体験をご提案するという責務があります。

今回のユニフォームのリニューアルは、店舗との統一感が出ただけではなく、各々のスタッフがよりセンスよく見えるようになった点で狙いは成功したと考えています。

大変な時ほど小さな事を積み重ね次につなげたい

やはりコロナ禍の影響は大きくあり、予定していたフラワーボックス20周年の企画やイベントは相次いで中止になりました。

ビジネス的にも厳しい状況は続いていますが、ニコライ・バーグマンを中心に日々小さな事の積み重ねを大切にしながら次につなげていきたいと思っています。

今回ご縁がありましたシタテルとはユニフォーム制作の取引だけではなく、互いの分野でコラボレーションできることを模索しながら、新しいビジネス展開ができればよいと思っております。

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