導入事例
CASE
セットアップ
和のしつらえに合うようなユニフォームってなんだろうということで悩みました。日本らしさはありながらも、モダンな雰囲気にアップデートしたい。また、旅館でありながら18階建て193部屋の宿泊棟を切り盛りしなければならため、着物でオペレーションするのが難しいという条件がありました。
着物は難しいとしても、ジャケットもTシャツも違う。着付けの必要がない洋服でありながら、和服に見立てたデザインにしたいと考えました。
たとえば、ボトムスは最初普通の洋服のズボンの形だったのですが、前後アシンメトリーに生地を重ねることで、ヒップを隠して、袴のような見え方にしてもらいました。
ひとつひとつのデザイン要望に答えてもらえたのは良かったです。
UDSでは、企画・設計・運営が一体となり、ゼロから自分たちで場づくりをすることが多いのですが、今回初めてユニフォームをゼロから作ってみて、プロセスが同じだなあと思いましたね。サンプルが上がってきて、いろいろ皆で考えて、ブラッシュアップして。
ただ、設計図と違って、服のデザインまではできないので、どこまでイメージを言葉で伝えるかが難しかったですね。
それもあって、やはり統一感というか、まとまりは出ましたし、良かったと思います。