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導入事例

CASE

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都市型に再編集した旅館で、日本のおもてなし。ユニフォームも「着物」を再編集

ONSEN RYOKAN 由縁 新宿(UDS株式会社)

2019年5月8日にグランドオープン。温泉旅館 由縁 新宿は、旅館が旅館たる由縁を研鑽し、新たな旅館の過ごし方を体感いいただける宿泊施設です。
https://ryokan-yuen.jp/

事業企画部
後藤 美沙

課題

  • 18階建ての宿泊施設を着物でオペレーションするのが難しい
  • スタッフの振る舞いも含めて、「旅館」を意識させたい。いわゆる「和モダンホテル」とは差別化したい

目的

  • 日本らしさはありながらも、モダンな雰囲気にしたい
  • スタッフの動きやすさや機能性も重視したい

結果

  • 着物の要素を入れながらも動きやすいデザインのセットアップを制作
  • マットな質感で濃紺の色味にすることで、旅館の黒子としての質素な振る舞いに

生産したアイテム

セットアップ

和の空間に合わせたオリジナルのユニフォームでまとまりを演出

和のしつらえに合うようなユニフォームのデザイン

和のしつらえに合うようなユニフォームってなんだろうということで悩みました。日本らしさはありながらも、モダンな雰囲気にアップデートしたい。また、旅館でありながら18階建て193部屋の宿泊棟を切り盛りしなければならため、着物でオペレーションするのが難しいという条件がありました。

着物は難しいとしても、ジャケットもTシャツも違う。着付けの必要がない洋服でありながら、和服に見立てたデザインにしたいと考えました。

ボトムスは袴のような見え方に

従来のカタログには、要望に見合うものがありませんでした。相談をしたところ、デザインをいくつか提案してもらい、さらに細かい要望にも答えていただきました。

たとえば、ボトムスは最初普通の洋服のズボンの形だったのですが、前後アシンメトリーに生地を重ねることで、ヒップを隠して、袴のような見え方にしてもらいました。

ひとつひとつのデザイン要望に答えてもらえたのは良かったです。

空間全体のしつらえに合わせて、こだわった生地

生地をどれにするかが一番悩みました。初めはもう少しハリのある生地で検討していましたが、空間全体の質素な和のしつらえに合わせていくために、もう少しマットな生地にしたいと考え、今の生地に行き着きました。

UDSでは、企画・設計・運営が一体となり、ゼロから自分たちで場づくりをすることが多いのですが、今回初めてユニフォームをゼロから作ってみて、プロセスが同じだなあと思いましたね。サンプルが上がってきて、いろいろ皆で考えて、ブラッシュアップして。

ただ、設計図と違って、服のデザインまではできないので、どこまでイメージを言葉で伝えるかが難しかったですね。

黒子的な存在でありながらも、まとまりを出す

和モダンなホテルではなく、あくまで旅館。スタッフは黒子的な存在でありながら、きちんと旅館らしいおもてなしをしようということを前提としています。初めは、男女別々のユニフォームにしようかという話もあったのですが、結果的にボトムスも含めてユニセックスにしました。

それもあって、やはり統一感というか、まとまりは出ましたし、良かったと思います。