事例

多様性時代にブランドの所属意識を。個性と統一のバランスに挑む

酢重正之(株式会社フォンス)

2005年、長野県軽井沢町で小さな商店としてオープンした酢重正之。日本の伝統食材に視点を当て、味噌、醤油など昔から日本の食卓の基本となっていた食材の数々を、今では全国6店舗のレストランや商店を通じてお届けしています。確かな技術で丹精込めて作られた品々は、シンプルにその食材の持つ味を最大限に活かすものだと思っています。酢重シンガポールは、海外の皆さまに飾らぬ日本の味をご紹介したいという思いから始まりました。 我々の食処が、皆さまの楽しいひと時のお役に立てれば幸いです。

https://suju-masayuki.com/

広報担当 様

目的

  • 海外店舗での多国籍なスタッフに統一感・一体感を持たせたい
  • 個性も大切にしながら、質を重視した仕立ての良い服を作りたい

結果

  • 統一感と個性、機能性とデザイン性のバランスを考え抜き、オリジナルユニフォームを制作
  • すっきりした着こなしができ、機能的で長く使える仕立ての良い服に

利用サービス

ユニフォームが働くスタッフの意識と誇りにつながる

海外店舗で、統一感をもたせたブランディングを意識

フォンスでは様々な飲食店を展開していますが、大抵スタッフの服装はエプロン以外スタッフの私服にして、個性を重視していました。

しかし、今回は海外店舗ということもあって、外見も言葉も多種多様な方々が一緒に働くため、どのようにブランドとして統一感を持たせるか、ということが課題でした。

一方で、会社の価値観としては個性を尊重していきたいという思いもある。ユニフォームを作って服装を決めつけてしまうと、一気にチェーン店っぽさが出てしまわないか、など懸念をしていました。

カタログではなく、一緒に作ってもらいたいパートナーとして出会ったsitateru(シタテル)

これまでは、エプロンなどもカタログから選んでいることがほとんどだったので、ユニフォームは制作したことがありませんでした。

すっきりした着こなしができ、機能的で長く使える仕立ての良い服を作ることはできないか。そう考えていたときに出会ったのがsitateru(シタテル)でした。

いかに個性を活かしながら統一感を出していくか、チェーン店っぽくさせないか、というバランスを共に考えて追求していけるパートナーとして、一緒に作ってもらいたいと決めました。

ユニフォームが、スタッフにブランドの代表としての意識と誇りを持つきっかけに

結果的に、ユニフォームを作ったのは本当に良かったです。

多国籍のスタッフがいる中で、社内でも一体感が出ました。ユニフォームがあると、言葉では細かく伝えられなくても、ひとりひとりにブランドの代表として立ち振る舞うという、意識と誇りを持ってもらえます。着た瞬間、スタッフの身が引き締まった印象がありました。

社員が名刺をもらったときに嬉しくなる気持ちと同じですよね。

働くスタッフこそがお店の雰囲気をつくる要素

最終的にお店を作り上げていくのは、スタッフや、提供する料理、サービスです。オープン後、メニューやサービスの仕方などは、すぐに現場で変えます。

ブランディングコンセプトや空間デザインは軸となりながらも、働くスタッフこそがお店の雰囲気をつくる要素。今後も、いかに個を活かしながら統一感も出していくか、という大きな命題にチャレンジしていきます。

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