事例

「ひとりひとりの本来の力を引き出す。」思想を体現した衣服でリブランディング――オルビス

オルビス株式会社

触りごこち。着ごこち。使いごこち。居ごこち。

ここちのいい生活とは、きっと、なめらかであなたらしい毎日のこと。

私たちオルビスは、美しさも同じだと考えます。年齢や立場にとらわれることのない、

ごく自然と湧きでてくるあなたらしさ。それこそが、本当の美しさなのだと信じているからです。

これまでも。これからも。ここちのいい商品とサービスで、ここちのいい美しさを。

あなたの美しさの可能性を信じ、あなたに眠る美しさを引き出すために。

私たちは、あなたの心とあらゆる常識に向き合い、「ここち」と「美しさ」を科学していきます。

ここちを美しく。ORBIS

https://www.orbis.co.jp/

マーケティング戦略部 ブランド統括グループ
クリエイティブディレクター
小椋 浩佑 様

目的

  • リブランディングの一貫として、お客様への見え方も、BAのインナーブランディングとしても、ワークウェアを変えたい
  • “ひとりひとりの美しさを引き出す”というコンセプトに基づきBAの個性を合わせて初めて完成するウェアにしたい

結果

  • 服自体に色を付けるのではなく、影を活かした自然にできる色のグラデーションを生み出すデザインに
  • BAの個性を生かすために色々な着方ができるようなデザインに

利用サービス

働くBAひとりひとりの個性を引き出すことで、ブランドが目指している思想を表現したい

創業以来、“肌が持つ本来の力を信じ、不要なものには頼らない”という信念のもと、ひとりひとりの美しさを引き出す商品づくりをしています。この考え方を、接客やコミュニケーションを通して、ブランド価値として伝えていきたいと考えていました。

店舗で働くBAは、商品の説明だけでなく、そうしたブランドが大切にしている思想をお客様に直接伝えられる唯一の重要な役割も担っています。決められたものを全員が同じように身に付けるのではなく、働くBAひとりひとりの個性を引き出すことで、ブランドが目指している思想を表現したいと考えました。

既存の枠組みに囚われない形で制服を生産

お客様に選ばれるブランドになるために、新たに掲げたキーカラーや思想を軸としながら、そこにBAの個性を合わせて初めて完成するウェアにしたいと考えました。

これまでの制服と同じ作り方では、そういった新しいことにチャレンジしづらく、既存の枠組みに囚われない形で作りたいと思っていたところ、シタテルのコミュニティメディアWeareで他社の記事を読み、思いを叶えてくれると感じたのでsitateruに相談しました。

『ひとりひとりの美しさを引き出す』ことをポイントにデザインコンセプトを構想

sitateruのマッチングで、ウィメンズブランド「スエサダ(SUÉSADA)」のデザイナー末定亮佑氏にデザインをお願いすることになりました。『ひとりひとりの美しさを引き出す』ことをポイントにデザインコンセプトを構想していきました。

一つは、服自体に色を付けるのではなく、影を活かした自然にできる色のグラデーションを生み出すデザインであること。もう一つは、BAの個性を生かすために色々な着方ができる可変性があることです。

『美容部員っぽい』とか『制服っぽい』という固定概念に沿わせるのではなく、ブランドの思想や個性を活かしたいという思いを、末定さんがデザインという形で代弁してくれました。

想像以上にステキなものを一緒に作ることができたと思っています。

満足度が5点満点中4点以上が80%。BAの満足度も高いオリジナルの制服が実現

ワークウェアを切り替えた後BAにアンケートをとったところ、デザイン性に対する満足度は、5点満点中4点以上が80%となり、旧ワークウェアの22%と比較して58ポイントも向上しました。

店舗の雰囲気が変わったことで、今までブランドとの接点がなかった属性の顧客も訪れるようになりました。また、新しいワークウェアで採用ページの印象は明るくなりましたし、働く光景に憧れてオルビスの仕事に興味を持つきっかけにもなっていると感じます。

新しいウェアがきっかけで、BAがしているメイクやネイルについても関心を持って頂けて、お客様とのコミュニケーションも以前より増えたと思います。

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