事例

「カルピス」100周年記念ミュージアムのワークコート 想いを受け継ぐこだわりの“水玉模様”

アサヒ飲料株式会社

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コーポレートコミュニケーション部 コミュニケーション推進グループ課長
白𡈽 久美子 様

目的

  • 「カルピス」のブランドアイデンティティである水玉模様をあしらった服をつくりたい
  • いわゆる工場ツアーの女性用制服ではなく、老若男女が着られるゆったりとしたコートを作りたい

結果

  • 水玉模様のブルーのミュージアムコートを作成
  • プリントの手順を工夫し、すべてのコートが同じ位置に柄が入るように
  • 施設を訪れた子供にも着用して写真を撮ってもらえるよう、キッズサイズも展開

利用サービス

“「カルピス」みらいのミュージアム”のオリジナルワークウエア

ミュージアムの空間と、案内するスタッフのワークウエアを水玉模様で統一

「カルピス」の発売から100周年を記念した“「カルピス」みらいのミュージアム”には、青と白の水玉模様が随所に散りばめられており、体験を通じて「カルピス」を深く知ることができる空間になっています。案内をするスタッフのワークウエアも、その空間に合うような水玉模様にしたいと考えていました。

また、工場ツアーガイドの制服といえば、かっちりした女性用のセットアップが一般的です。しかし、「カルピス」の長い歴史の中でさまざまな経験・知識を持つ社員や地元の方々など、多様な人材がガイド役を担うことを想定して、老若男女が着られるゆったりとしたコートを作りたかったのです。

細かなレギュレーションを実現させるためにシタテルに相談

ブランドのコンセプトを正しく伝えるために意味のあるデザインを活用することは大切です。

「カルピス」には創業当時から受け継がれるブランド思想があり、このミュージアムやユニフォームにも反映されています。この水玉模様には「カルピスの水玉」だとわかるための、かなり細かいレギュレーションがあります。

ブランド・アイデンティティの最も根幹となる部分だけに、もちろん妥協は許されません。ウエアにおいても、「カルピス」らしさの表現を保たねばならず、制作の上でもサンプルを作りながら調整ができることが大事でした。

そういった調整ができる環境があると思い、シタテルでの制作を依頼しました。

縫製する手順を変えることで、「カルピス」らしさを感じる仕上がりに

通常であれば、生地に総柄でプリントしてから裁断して縫製するという手順ですが、そうするとどうしても裁断による個体差や、縫い目の部分でのズレが生じてしまいます。

最終的には、手順を変えて裁断してからプリントするという手法をとってもらいました。その結果、遠くから見ても「カルピス」らしさを感じる仕上がりになりました。

子どもサイズを追加で制作したことが、未来につながっていく

シタテルの提案で、ミュージアムに来てもらったお子様にも着てもらえるようにと、子どもサイズも追加で制作いただいたのは良かったです。こちらはイベントでも大人気でした。

子どもが着て記念撮影をして、ブランドらしさが伝わっていく様子はとても嬉しかったです。ここを訪れた子ども達が大人になっても『あの時見たカルピスの工場』を覚えていてほしいと思います。

どんな場所でもお客様との一つ一つのコミュニケーションが満足につながることは言うまでもありませんが、このデザインがこれからの100年につながってゆくことを願います。

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