事例

ラグジュアリーなデザインながら古民家ホテルに馴染むオリジナルウエア・アメニティを

NIPPONIA HOTEL 串本熊野海道(we株式会社)

NIPPONIAは、各地に点在して残されている古民家を、その歴史性を尊重しながら客室や飲食店、または店舗としてリノベーションを行い、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取組みです。

NIPPONIA HOTEL 串本熊野海道
支配人 松岡庸一郎 様

目的

  • その土地のストーリーを服に落とし込み、細部にこだわったウエアをつくりたい
  • 古民家に馴染みながらもラグジュアリーな雰囲気に洗練させたい

結果

  • ハイブランドも使用するブラックデニムを使い、内ポケットにトルコ柄をいれたこだわりの半纏に
  • コックコートなど一部は、在庫品に二次加工(刺繍)でリーズナブルに小ロットのオリジナル生産

利用サービス

ホテルのブランディングに、ラグジュアリーなオリジナルアイテムを

時を忘れて楽しむ場所として、ゆったりと過ごしてもらうラグジュアリーホテル

今回、古民家再生のプロジェクトの一環として、串本町などが改修した古民家2棟を、NIPPONIA 串本がホテルとレストランに仕上げました。一棟借りのオーベルジュで、時を忘れて読書や自然を楽しむ場所として、ゆったりと過ごしてもらう、ラグジュアリーホテルです。

ですので、串本という漁師町の雰囲気や古民家のテイストに馴染みながらも、洗練されたデザインにはこだわりたかった。そのため、細部にこだわって全てオリジナルで制作したいと考えました。

半纏を新しい形で洗練させたいと思い、シタテルに提案してもらった

はじめは、イベントでお会いしたのがきっかけです。半纏をベースとした羽織を作りたいと相談して、昔ながらの半纏ではなくそれを新しい形で洗練させたいと思っていました。そこで、世界のメゾンブランドでも使用されているというブラックデニムを使ったモダンなデザインを提案いただき、制作に至りました。

その他、どんなアイテムでも制作できるということで、Tシャツやサロン、エプロン、アメニティ、のれんなど、ホテルのブランディング全体の制作物をお願いしました。

見えないところにも工夫を凝らし、ストーリーを服にも

神事や祭りが多い熊野のイメージと、和歌山が昔から半纏を普段から着ている地域だったということもあり、半纏をベースにしながらもどう洗練させていくかということは課題でした。ラグジュアリーなオーベルジュでのおもてなしということも加味して、デザインを考えていきました。

また、見えないところにも工夫を凝らしています。内ポケットと、アメニティの巾着袋にはトルコ柄の生地を使用しました。その昔、遭難したトルコ船を串本の住民が救助したことで、トルコとの交友が深いというストーリーを服に落とし込みました。

他の施設でも使いたいと言われるオリジナルアイテム

デニム半纏は、スタッフからも周りからもかっこいいと評判いただいています。NIPPONIA HOTELというブランドは、他の会社でも運営されているのですが、他のNIPPONIAでもこの半纏を使いたいなんていう声もあるみたいです。嬉しいですね。コックコートのデザインも気にいっていて、先日シェフが集まる会でも素敵だねと褒められました。

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