素晴らしい館内着の提案があり、ブランディングやお客様のCS向上へつながることを実感。 オリジナル商品として販売を決定しました
共栄観光株式会社 (サウナと天然温泉「湯らっくす」)
天然温泉施設運営
目的
- 既製品に名入れをする館内着ではなく、自分たちが気に入ったデザインでオーダーメイドする
- 全国的にも知名度が上がってきた施設のブランドを更に上げる製品にしたい
結果
- 「くまモン」とのコラボレーションが実現
- 予想を上回るデザインと品質で満足
- 商品力がある製品になったので、今後グッズ販売を戦略的に展開
利用サービス
「くまモン」をデザインに採用した熊本サウナの聖地「湯らっくす」のオリジナル館内着
多くの制作実績とその制作プロセスを見て「一緒にものづくりができそう」な会社だと直感
館内着をリニューアルするため取引先を探していた時に、インターネットでシタテルを知りました。
過去の制作事例を見て、今まで取り引きしてきた一般的なユニフォーム会社と違い、自分たちの作りたいものを実現するために一緒になって考えてもらえる会社だと思い、私から連絡をしました。
顧客規模の大小に限らず実績が豊富でしたし、個別の事例を見ると、顧客のブランドやデザインイメージを理解して具現化できる会社だと考えました。
もうひとつの理由は、偶然シタテルの本社が熊本だったということです。
ビジネスの付き合いになるとはいえ、同郷というつながりで楽しく仕事ができれば、いいものができると、直感した部分もありました。
制作が終わってから聞いたことですが、本社の方たちは「湯らっくす」のことを以前より知っており、実際に利用していただいたこともあったそうです。私からの問い合わせ電話にオフィスが大変盛り上がったということを聞き、とてもうれしかったですし、ありがたいことだと思いました。
制作プロセスに大満足。私たちのブランドを理解して、期待以上のデザイン提案を受けた
今までお付き合いしてきたユニフォーム会社とは違った新しい提案や制作プロセスを期待していたので、制作過程においてもかなり細かい要望を出しました。
しかし、シタテルにはその都度、根気強く対応してもらい大変感謝しています。
最初にデザインについてお願いしたことは、「館内着のデザインを通して『湯らっくす』のブランドイメージや施設の世界観を表現してほしい」という、漠然としたものでした。
今回は「くまモン」とのコラボレーション企画が実現できたので、デザインはお店のロゴと「くまモン」のイラストを配置したシンプルな提案になるとだろうと予想をしていました。
しかしシタテルからの提案は、私の予想を大きく超えた素晴らしいものでした。デザインのコンセプトとして、施設で提供しているお客様から評判のよい設備や取り組みなどが「くまモン」と一緒にデザインされたおしゃれなイラストで、ワンポイントではなく総柄のデザインでした。
色使いや海外の商品をイメージさせるテイストは、とくに若いお客様に喜こんでいただけると感じました。また、私としても想定していたデザインとは大きく異なる提案で、愛着のあるお気に入りのデザインとなりました。
生地を総柄にしたこともあり、残布の有効利用として、館内着だけではなく、サウナハットやサコッシュ、ブランケットの制作についても提案をいただきました。
この提案は「湯らっくす」を利用しているシタテルのスタッフが「施設を利用するお客様の立場」として提案していることがわかり、施設のブランディングについて、一緒に作り上げてくれていることが伝わりとても感動しました。
また、デザインやアイテムの提案以外にも、「くまモン」のキャラクター利用における申請手続きについてのサポートもいただき、「一緒に良い商品を作る」という要望にも応えていただきました。
プレミアム感のある館内着に仕上がったので、オリジナル商品として販売する戦略に転換
今回作った館内着は、販売をメインとして取り扱いたいと思っています。
背景としてはコロナ禍の影響もあり、「物販に注力して顧客単価を上げる」という戦略の見直しが必要になったことも要因の一つです。
しかし、今回制作した館内着などは、予想以上に完成度の高いアイテムとなり、積極的にアパレルグッズを「ブランディングツール」として捉え、活用していきたいと考えるようになりました。
一般的に、私たちのような施設の館内着は、一度制作すると一定期間変更することはありません。
しかしお客様に気に入ってもらい、販売ができるとなれば、別の戦略も考えることができます。短い周期でデザインの変更が可能になるため、季節やハロウィーンなどのイベント仕様の館内着も展開できるようになるなど、今後の戦略にも、大きな可能性が広がるツールとなります。
今後は、ECへの展開も検討しており、制作からネット販売、そして物流までサポートできるシタテルのサービス「sitateru CLOUD」の導入も決めました。
こだわっていいものを作れば、売れる商品になり顧客の満足度も上がる。結果としてアパレルグッズはブランディングの戦略ツールになる
今回の館内着リニューアルにおいては、シタテルに依頼したことで、勉強になることや気付きありました。
そのひとつとして、制作において提案を受ける中、これまでは「コストを抑える」という視点でしたが、ブランディングという観点で「いかによいものを作るか」という考え方にシフトしたことです。
今回の制作においては、「デザイン」や「生地の肌触り」などにもこだわり、コストは上がりましたが、結果として利用していただくお客様にいかに快適に過ごしてもらうかということにも配慮することができ、CS(顧客満足度)向上につながったと思っています。
シタテルとの取組みを通して、グッズがブランディングやお客様のCS向上へつながることを実感でき、また私たちの要望をしっかりと受け止めて、クオリティを高めるために多くの提案をしてくれたおかげだと思います。
シタテルの提案力で、「館内着」を通し「湯らっくす」の世界観を発信できブランディングにつながった
私たちにとって館内着は、施設内でお客様に「どのように過ごしていただくか」という施設の想いを伝える、非常に重要なアイテムになると思っています。
来店したお客様の気持ちに寄り添うことは、サービスを提供する側が真剣に考えなければならないことです。
館内着というアイテムを通して表現することは、お客様へのサービス提供と同時に大きな意味でブランディングにつながっていくと考えます。
今回私たちの考え方を、館内着や小物アイテムとして、デザインやスタイルに反映し、制作していただきました。
依頼を通して感じたことは、シタテルは経営者の考え方や想い、戦略などをアパレルを通じて具現化し、課題解決までを提案してくれる会社ということです。
今後ともシタテルとは、ユニフォーム会社としてではなく、「ブランディングアドバイザー」として末長くお付き合いをしていきたいと思っています。
※ sitateru CLOUD の販売支援(EC)機能は、サービスを終了しております