事例

SHIBUYA QWSの「問い」のフラットさをコンセプトにした透明なコート

株式会社ロフトワーク

オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。

https://loftwork.com/jp/

(左)クリエイティブディレクター 山田 麗音 様
(右)Layout Unit ディレクター 宮本明里 様

目的

  • スタッフと認識できるための制服が欲しい
  • ウエアでもQWSのコンセプトを体現したい

結果

  • 距離感によって見え方が変わるコートに
  • 私服とのコーディネートも楽しみながら着れる

利用サービス

受け取り手によって見え方が変わるトランスペアレントなコート

見た人に理解を委ねるトランスペアレントなコート

「QWS」は「Question with sensiblity(問いの感性)」の頭文字。社会の課題や改善点を「問い」というニュートラルなものに落とし込み、あえて受け取り手に委ねることで、共感を生みやすくしています。

そのコンセプトは空間やクリエイティブに反映しており、「コミュニケーター」と呼ばれるスタッフのウエアにもこだわりたいと考えました。会員といろいろなコミュニケーションをとってもらう中で、彼らをひとつの記号で包み込んでしまうのはどうなのかという議論になりました。

どうやったら、彼らの個性をなくすことなく、コミュニケーターとして認識してもらえる服を作れるか思案して、たどり着いたのが「透明な服」でした。

透明でありながら耐久性なども担保

「透明な服」をつくりたいとは思いついたものの、どうやったらそれを実現できるか分からず、シタテルならそれを実現してくれるだろうと思って相談しました。

トランスペアレントな素材で、耐久性があり、洗えるものにしたいと。そこから、耐久性や手入れのしやすさなども考慮しながら、透け感のある生地を提案してもらい、デザインも一緒に考えていきました。

会員との距離で見え方が変わる服

ニュアンストークから提案してもらえたので進めやすいと感じました。安心して任せられました。

結果、意図していた、会員との距離感によって、映り方が変わる服になりました。QWSの会員さんからすると、サービスを提供する側としてフォーマルなユニフォームを着たスタッフに見える。

でも、何日も同じ空間にいれば距離が近づき、その人を個人として認識し、コートの奥にあるパーソナルな部分にフォーカスされていくはずです。

受け取り方をそれぞれに委ねるというところに繋がってくるんです。

私服とのコーディネートも楽しめる

見学者の方との話のフックになるのでいいですね。よく聞かれるのでQWSのみなさんは喜んで話しています。当初Tシャツの案もあったのですが、やはり少しフォーマルなコートの方が、着るとスイッチが入る気がします。

季節感なく年中着れるところも好評ですね。着てる感覚がそんなにないくらい軽い着心地です。

スタッフの中には、あえて柄ものを着たり、ノースリーブを着たりしている人もいて、中に何を着ればいい感じの透け感が出せるんだろうと、コーディネートを楽しんで着てくれているようで嬉しいです。

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