事例

こだわりを反映した満足いく「ものづくり」に加えて、在庫リスクのない販売までサポートしてもらえました

株式会社 With Mii(ウィズ ミィー)

代表取締役 萩原 舞


・アパレルデザイン、製造、コーディネート

・グッズの企画デザイン・制作・販売

・各種イベントの企画制作・宣伝プロデュースその他上記に付帯する一切の業務


https://www.withmii.jp

プランナー
凛青(あお) 様

目的

  • 制作だけではなく、企画やデザインのサポートをしてほしい
  • 自社ブランドのオリジナルアイテムを在庫リスクなく小ロットで制作したい

結果

  • 洋服作りの専門的なアドバイスをもらいながら、自分たちのイメージするデザインや機能を反映した仕上がりになった
  • 試着会の開催をサポートをしていただき、お客様の声を商品に反映することができた
  • sitateru CLOUD 販売支援のサービスを利用して、在庫リスクなくオリジナルアイテムが制作・販売ができた

利用サービス

デザインと機能にこだわった、低身長の女性向けデニムボトム

ファッションを中心にさまざまなライフスタイル情報を発信しながら、企業や個人とコラボレーションビジネスを展開

2018年に妹と二人で起業した株式会社With Mii(ウィズ ミィー)のコンセプトは、私たちふたりと個人法人を問わずに一緒に何か新しい商品を作り上げていくというものです。ファッション、美容、健康を中心としたモノやサービスを、私たちの感性のフィルターを通して、WEBマガジンやInstagramなどのSNSメディアで情報発信しながら販売しています。

代表の萩原舞は、長期間に渡り芸能活動をしていたため、SNSで多くのフォロワーとの交流も続けています。

また近年ではTVメディアなどにも出演した効果もあり、多くの方からお仕事のお声がけいただいております。直近では、カー商品の大手企業と商品開発プロジェクトを手掛けるなど、活動の幅は広がってきています。

一方で、今まではイベントを通じてアパレル商品を販売してきましたが、コロナ禍で対面販売のビジネスができなくなりました。そこでネットに軸足を移し、オリジナリティのある質の高い情報を発信しながら、ECへシフトしていかなければならないという課題を感じていました。

私たちのような小さなブランドでも、新商品の企画から製造・販売・物流まで相談できるサービスを探していた

私たちの会社は、社内にデザイナーや営業などの人的リソースを抱えてはいないので、一つのプロダクトを作る上げるためには外部企業の協力が必要です。

特にアパレルは、デザインイメージがあっても実際の商品にするためには、製造工場とのネットワークだけではなく、多くの経験や知見が必要になってきます。

シタテルという会社は、アパレル業界の知り合いから話を聞いて、サイトでサービス内容や事例などを確認し、私の方からコンタクトをとりました。

「sitateru CLOUD 販売支援」というサービスの説明を聞いた時に、ほしい機能がすべてパッケージされていることを知り、依頼することに決めました。

製造から販売までシステムを利用した効率的なサービスだったが、企画制作過程でのアパレルのプロによるアドバイスが素晴らしい

自社では「BITM」と「Vivant」の2ブランドを立ち上げており、今回シタテルにお願いして制作したオリジナルデニムはVivantのブランドで制作をさせていただきました。

コンセプトは「低身長の女性向けデニム」です。私自身、身長が低くいつも「もう少し洋服を選ぶ幅がひろがったらうれしい」と思っていたこともあり、自社のブランドで実現させたい、思い入れのある商品のひとつでした。

当初は、デニムを作る予定ではなく、「低身長の女性向けファッション」を商品化したいという、漠然とした相談からスタートしました。

ブランドコンセプトや私の想いを受け止めてくれたシタテルの担当者から、「シタテルの提携している国内の技術力があるデニム工場を紹介しますので、オリジナルデニムの制作に挑戦しましょう!」という提案をいただきました。デニムは、デザインや製造がむずかしい素材だと思っていたので敬遠してきましたが、この機会に思い切って挑戦することにしました。

また担当の方もビジネスという堅苦しさはなく、商品を一緒に作り上げるパートナーという距離感でフレンドリーに対応していただきましたので、リラックスしてこのプロジェクトに取り組めることができたと思います。

このように、洋服作りの経験と知見が豊富なシタテル担当者の提案とサポートによって、私の考える理想のオリジナルデニム制作ができたと思っています。

他のアパレル制作企業とは一線を画していた、私たちの「こだわり」に対する解決策の提案

以前からSNSを通じて、「低身長女子のお悩み相談」の記事を発信しながら、私と同じような悩みを持っている方が求めるデザインや機能を共有していたので、そこにはこだわって制作したいと考えていました。

この「こだわり」に対してシタテルには強力にサポートをしていただきました。ファーストサンプルが上がってきた時に、SNSで募集した方に集まってもらい、シタテルの社内スペースで「試着会」を実施したこともそのひとつです。

試着会ではさまざまな意見を聞くことができました。

やはり、共通の悩みである「裾の長さ」と「ウエストサイズのバランス」を解決することが大きなポイントとなりました。

まず、裾の長さを2種類展開し、注文の段階でサイズを選択できるようにし、ウエストのボタン部分もサイズ調整できるように2個付けにして、どちらで留めてもデザインが崩れないように工夫しました。

また試着会前までは、私がモデルとなっていたこともあり、私基準でデザイン制作していましたが、試着会を実施したことで、さまざまな意見や体型に合わせたデザインなど、課題もみえてきました。

他にも、センタースリットで脚長効果を演出したり、腰の位置やヒップラインをきれいに見せるために、ポケットのサイズや位置など、細かく調整するなど、シタテルには、プロの視点で提案を行っていただきました。

アパレルの知識があまりない私たちの「こういう商品を作りたい」という気持ちを形にする会社

企画・デザイン決定後の工程は、「sitateru CLOUD 販売支援」サービスを活用し、製造の進捗管理や、ECサイトによる販売から物流まですべてをお任せできたので非常に助かりました。

私たちのような小さなブランドにとっても受注生産という在庫リスクなしで販売できる、とてもありがたいサービスです。

また完成した商品も、ここまで低身長の女性向けにこだわって作られたデニムに出会ったことがなかったので、とても満足しています。

今回は、「低身長の女性向け」というターゲットを絞り込んだ商品開発だったので、販売におけるプロモーションが、今後の課題だと感じています。

例えば、同じコンセプトの商品を継続的に開発していき、「低身長の女性向け」というカテゴリーの中でブランドを確立していく方向性についても今後検討していきたいと思っています。

今回の企画・制作を通じて感じたことは、SNSを利用して同じ悩みを共有したユーザーのニーズを商品に反映させることが私の役割であるということです。

私たちのような人的なリソースを持たない小規模のブランドがその「想い」を実現していくためには、洋服作りのノウハウがパッケージされた「sitateru CLOUD 販売支援」のようなサービスを活用していくことが必要だと実感しました。今後も継続してサポートしていただきたいと思っています。

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