「写真家×建築士」がアパレルの知識ゼロからランジェリーブランドの立ち上げに挑戦
エピッククリエイティブ株式会社
・写真及び映像の撮影、編集、企画及び提案
・写真、映像に関するセミナー、研修及び各種講座の企画及び運営
・インテリアデザイン業及び室内空間に関するデザイン業
・衣料品の販売及び輸出入
MichiLu
写真家の⽣熊友博氏と⼀級建築⼠でモデルのchie氏が各々の感性を融合させることで⽣まれたランジェリーブランド。
⾊や素材の組み合わせ、シルエット、バランスにこだわったランジェリーを提供する。
https://michilu.spec-sitateru.com/
目的
- アパレルの知識がゼロの状態からランジェリーを手掛けたい
- 生産〜販売までプロに伴走してもらいたい
結果
- プロの知見を提供してもらいつつ、自分たちのこだわりの詰まったランジェリーを作れた
- 小ロットでの生産が実現できた
利用サービス
「写真家×建築士」ならではのこだわりを詰め込んだランジェリーづくり。プロの伴走があったからこそ実現できました
全くの未経験&知識ゼロから商品づくりに挑戦
今回、シタテルにはランジェリーブランドの立ち上げに際して、ランジェリーづくりを一からお願いしました。
写真家兼代表取締役としてエピッククリエイティブ株式会社の運営を担う中で、商品を手がけることにもチャレンジしてみたいと思い立ったのが始まりです。
当初は、カメラ関係の革小物を作ろうと考えていたのですが、建築士でモデルのchieさんと出会い、お互い興味があるランジェリーを一緒に手がけることにしました。
chieさんは建築の仕事の中で色や素材を組み合わせることやシルエットを意識する感覚を養ってきた方なので、それをランジェリーという形で表現してみたいという考えがありました。
私もこれまで女性を撮影する上で、レースが肌を覆い、見えそうで見えないバランスがより人の想像を掻き立てて、女性の美しさを際立たせると感じてきた経験をランジェリー作りに生かしたいと考えました。
ストレスのないスムーズな意思疎通ができたことに感謝
デザインや素材はこうしたい、というざっくりとしたイメージはあったものの、実際それを形にする知識は全くなかったため、プロの手をお借りしようとシタテルに依頼をお願いしました。
ランジェリーにも種類は色々ありますが、ブラとショーツのセットはサイズ展開が多く最初のアイテムとしてはハードルが高いのでは、とのアドバイスをいただき、スリップを作ることになりました。
本格的にプロジェクトがスタートしてからは、2週間に1回程度、シタテルの担当者やデザイナーとオンラインで打ち合わせをして進めていきました。
こちらから提示したスケッチやイメージを実現可能なパターンへと落とし込む過程はプロならではの知見が詰まっており、自分たちが作りたいものを一緒に作ってもらえているという安心感がありました。
事前に私たちの本業の作品を見て世界観をよく理解した上で伴走してもらえたので、意思疎通にストレスがなかったのもよかったです。
こだわりを生かしてもらえる細やかな対応が魅力
とはいえ、ランジェリーが完成するまですべてスムーズに事が進んだわけではありません。
打ち合わせがスタートして約半年後に最初のサンプルが仕上がったのですが、どうしても改善したい点がいくつかあり、シルエットを改善したいこと、サイズを増やしたいこと、レース探しからやり直したいことをシタテルにお伝えしました。
とくにレースに関してはこだわりが強くあったので、実際に問屋街に足を運んでレースを探したこともありました。
見た目の美しさでレースを選んでいましたが、スリップ用に染色してもらうと大きく縮んで使えず、ものづくりの壁にぶつかる経験もしました。
しかし、そんな時もシタテルには辛抱強く寄り添ってもらい、最終的には心から納得できるスリップを2色展開で完成させることができました。
ゴールに向けて自分たちの苦手な部分はサポートしてもらいつつ、こだわりたい部分にはそれが実現できるよう提案をもらえたのはとても魅力的でした。
クリエイティブな部分に集中できたのは「sitateru CLOUD」のおかげ
今回はランジェリーづくりだけでなく、シタテルが提供している「sitateru CLOUD」を活用できたことも心強い点でした。
物販の初心者にとって、システムに登録するだけで販売できるという仕組みが整っている上に、梱包から配送まで対応してもらえるのは本当に助かります。
また、生産したアイテムの一部を自分たちで対面販売したいという希望にも臨機応変に対応していただきました。
ランジェリーブランドの立ち上げにおいて、写真家と建築士の強みであるクリエイティブな部分に集中できたことでかなり負担が減ったと思います。
実際に購入いただいたお客様からは「繊細なレースの美しさに心奪われた」などの感想をいただきました。
私たちのようなアパレルの素人でも「作りたい」という気持ちだけでゼロからものづくりに取り組むことができたのは、シタテルのようなサービスがあってこそ。
これからもランジェリーのラインを拡大していく際にはぜひサポートをお願いしたいと思っています。