事例

JAXAで新事業を生み出す“プロデューサー”の新しいウエア

JAXA (J-SPARC)

事業意思のある民間事業者等とJAXAの間でパートナーシップを結び、共同で新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す新しい研究開発プログラム。

https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/

新事業促進部 事業開発グループ J-SPARCプロデューサー
菊池 優太 様

目的

  • 共創拠点で着れるスーツではない服装がほしい
  • プロデューサーというアイデンティティを象徴するウエアをつくりたい
  • JAXAのインナーブランディングに役立てたい

結果

  • スタイリッシュで高品質、しっくりくる衣装としてのウエアに
  • 社内外において会話のフックになるほど注目されている

利用サービス

アイデンティティを象徴する斜めジップのジップアップパーカー

ベンチャー企業との共創空間でスーツに違和感のある瞬間が

2018年に、宇宙ビジネスにおける日本初の共創拠点「X-NIHONBASHI(クロスニホンバシ)」が開設されました。共創と言うからには、もっと社外に出ていきたいという思いがあり、J-SPARCチームはこの共創拠点で活動しています。

JAXAではこれまで、筑波宇宙センターではエンジニアジャケット、私が所属する部署の拠点である東京事務所ではスーツなど、それぞれの場所で着るものの文化がありました。X-NIHONBASHIでも、最初はスーツを着ていたのですが、ベンチャー企業の方々のカジュアルな服装とのギャップに、だんだんと違和感のある瞬間がでてきました。

アイデンティティを象徴する衣装

JAXAの技術や知見を持ちながら、民間や政府を巻き込んで様々なアイデアを束ねていく、宇宙事業の「プロデューサー」という新しい肩書き。そのアイデンティティを象徴する衣装として、しっくりくるウエアを模索していました。そんな中、sitateruから提案された斜めジップアップパーカーがとてもスタイリッシュで、ぜひこのデザインでJ-SPARCのオリジナルウエアをつくりたいと思い、依頼しました。

スタンスや働き方も変わるセルフブランディング

生地の色は悩みましたが、最終的には光沢感のある濃紺に。表面の中央にジップがないためカジュアルになりすぎず、ジップを上まであげるとスタンドカラーになるデザインが好評です。

着ていると、社内外において会話のフックになることも。衣服が持つ価値っていろいろあると思うのですが、スタンスの表明でもあるなと気づきました。セルフブランディングのひとつですよね。働き方も変わってくるし、服って大事だなと思いました。

JAXAの空気や文化を変えていくファーストペンギンに

もうひとつ、"衣服の価値”として期待していることは、JAXA自体の「インナー改革」です。新たなビジネスやエコシステムを創っていくには、JAXAも変わっていかなければと感じています。現状だと、まだまだ堅い組織と思われてしまいがち。

新しいことにチャレンジしていくために、私たちのチームがファーストペンギンにとなって社内の空気や文化を変えていきたい。衣服もそのツールのひとつですね。

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