バーチャルライブ配信アプリを活用し、Vライバーとファンが共創する次世代の服作りをサポート
株式会社ZIZAI
目的
- Vライバーとファンの共創によって新しいグッズを作ること
- グッズ作りを通じてバーチャルライブ配信アプリ自体が活発化すること
結果
- Vライバーとファンの共創によって、10種類のTシャツが生まれた
- デザイン面をサポートいただき、アパレル経験のない企業でも満足できる洋服を生産できた
利用サービス
Vライバーとファンの熱量から生まれる新しい仕組みの洋服
ファンの熱量を生かしたコミュニティ型の洋服デザイン
バーチャルライブ配信アプリ「IRIAM(イリアム)」では、他のサービスと比べても、Vライバーごとのファンの熱量が高いという特徴があります。その熱量を生かして、ファンとVライバーによるグッズ作りをしてみたいと以前から考えていました。
Vライバー自身がデザインをすることや、普段から身につけられることにリスナーが価値を感じると思い、アパレルの知識や経験はないながらも、デザインTシャツを作りたいと考えました。
デザイン面をサポートいただきながら、プロに負けないTシャツを作ることができる
当社がプロデュースするVTuber「ミライアカリ」の運営を通じてシタテルとつながり、相談をしました。
ブランドイメージもあるので、安っぽい見た目にしたくないという思いはありましたが、サンプルを見せていただき、生地の選定やデザインをサポートいただけることがわかったので、お願いすることを決めました。
一般的なオンラインサービスでは、入稿まで自分たちでする必要がありますが、その部分をサポートいただき、安心してVライバーにデザインを任せることができました。
ライバーのデザインしたTシャツを生産し、販売することに成功
具体的には、VライバーにTシャツを作るイベントに参加いただき、その中から上位入賞した数名にオリジナルTシャツを制作する権利をお贈りしました。
経費は当社持ちで、Vライバーにはデザインだけを依頼しています。シタテルのサポートもあり、素人ながらも満足できるデザインのTシャツがスムーズに完成し、販売することに成功しました。
生産知識のない企業でも、自分たちが主導となって洋服を生産し、販売できるという点に可能性を感じました。
制作過程を通じてファンとVライバーのコミュニケーションも増加
販売されたTシャツをファンの方が着てリアルイベントに集まってくれたり、そもそも制作過程を通じてファンとVライバーがSNSやアプリ上で密なコミュニケーションをとってくれたりと、生産前から販売後まで、長い期間にわたって、たくさんのコミュニケーションを生めたんじゃないかと思います。
実はVライバー専門のマネジメント事務所を設立したのですが、グッズを作りたいという声はすでにたくさんあるので、今後はここに所属する方々とともに新しい施策にも挑戦できたら嬉しいなと思います。