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【プレスリリース】総合商社のアパレル部門、「sitateru CLOUD」でデジタル化を推進〜海外工場との業務フロー見直しにより、効率的な生産管理体制を構築〜

シタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下、シタテル)は、衣服・ライフスタイル産業が抱える社会課題を解決するクラウドサービス「sitateru CLOUD」を野村貿易株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤原英昭、以下、野村貿易)へ導入し、デジタル化を支援しました。これにより効率的な生産管理体制が構築され、売上拡大に向けた業務へのシフトが実現しました。

▼事例詳細
https://sitateru.com/case/nomura-trading

■sitateru CLOUDの導入背景

野村貿易のライフ部門では、海外のクライアントや工場とコミュニケーションを取ったり、進捗管理を行う際に利用するツールや手段がバラバラでした。また、各ツールの機能制限やデータ管理の煩雑さなどにより、非効率な業務フローになっていました。

さらに業務拡大に伴い、取り扱うアイテム数が増え、同時進行で複数アイテムの生産管理をする必要があったため、生産管理の効率化が急務でした。

■sitateru CLOUDを活用した環境整備

「sitateru CLOUD」を導入しデジタル化を進めることで、ツールが一元化され、時間と場所に縛られない情報共有により効率的な生産体制を構築しました。

・ツールの統一化

「sitateru CLOUD」を導入し、工場やクライアントとのコミュニケーションツールがひとつに集約され、様々なツールを行き来する必要がなくなり、効率的な生産管理が行えるようになりました。

・アイテム毎の進捗管理

生産における進行管理やアイテムごとの品番に情報が紐付けされ、誰が見ても現状把握ができ、そのアイテムに関する「最新の仕様書」や「制作に関する指示・やり取り」などが時系列で管理できるようになりました。

・海外工場での進捗状況を可視化

海外工場でのアイテム生産は進行状況が見えにくく、管理しづらいことが多いですが、日本でも海外工場の状況がクラウド上にリアルタイムで反映され、確認できるようになりました。

・貿易業務の書類管理

品番に紐付けて貿易業務の書類も管理できます。インボイスや輸送情報(shipping関連)、その他通関に関する書類など、最新の情報が検索・確認できます。

■野村貿易株式会社 ライフ部門 アパレル第2事業部 海外ファッションチーム  部長 田山 敬一 様のコメント 

sitateru CLOUDを利用して、今年で2年が経ちます。導入効果を客観的な数値で比較することはできませんが、取り扱っているアイテム数とそれに関わる人員を考えると、以前のやり方では現在の業務量をこなすことは難しかったと思っています。

また当社の顧客は主にフランスを中心とした海外企業です。顧客にとっての関心は、取引先の効率化ではなく営業力や提案力の充実です。今回、生産管理の効率化が進み業務が軽減されたことで、そのリソースを営業・プロモーション活動へ注力しました。

結果的に取引を増やすことができました。このような活動に挑戦できたことも、以前と比べ業務負担が軽くなり売上を伸ばすために本来やるべき業務に集中することができたからだと思っています。

▼事例詳細
https://sitateru.com/case/nomura-trading