お知らせ

シタテル、西鉄エアサービスの創立30周年を記念する制服リニューアルプロジェクトを支援。ナノ・ユニバースとコラボレーションした、旅客サービススタッフ・グランドハンドリングスタッフの制服を制作。

~「挑戦の風を、西から。」を体現する新たな時代の制服でコーポレートブランディングにも寄与~

衣服・ライフスタイル産業が抱える社会的課題をクラウドサービス「sitateru CLOUD」で解決するシタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下シタテル)は、西鉄エアサービス株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:木津勇治、以下西鉄エアサービス)の創立30周年を記念する制服リニューアルのプロジェクトにおいて、日本を代表するセレクトショップ・ブランドであり、オリジナルレーベルも複数展開するアパレルブランド、ナノ・ユニバース(商号:株式会社TSI、本社:東京都港区、代表取締役社長:下地毅、以下ナノ・ユニバース)とのコラボレーションを企画し、西鉄エアサービスが迎える新たな時代の旅客サービススタッフ・グランドハンドリングスタッフの制服制作、ブランディングを支援したことをお知らせいたします。

■プロジェクト背景

西鉄エアサービスは、全国8空港において搭乗手続きなどを担当する旅客サービス業務、手荷物・貨物の搭降載などを行うグランドハンドリング業務を中心におこなっており、2020年12月25日に創立30年を迎えました。その節目において、改めて「西鉄エアサービスのオリジナリティを出し、会社を一つにまとめていく」という目標を掲げ、新たな西鉄エアサービスのブランディングを検討しました。そのなかで、西鉄エアサービスが最も大切にする「人財」にフォーカスし、従業員が毎日袖を通すもの、そして、近年では採用においても重要な役割を果たす制服のリニューアルを実施することとなりました。

本制服のリニューアルにおいては、西鉄エアサービスが掲げる「挑戦の風を、西から。」を体現すべく、制服のデザインはもちろんのこと、制作プロセスに至るまで新たな試みを多く取り入れ、西鉄エアサービスの創立30周年にふさわしい新たな「挑戦」をおこないました。その新たな取り組みとして、制服の企画提案・ブランドアサイン・制服制作・STYLE BOOKの監修はシタテルが、制服デザインはナノ・ユニバースが支援いたしました。

■プロジェクト詳細

シタテルはこれまで、シタテルが独自で保有するサプライヤーネットワークを活用しながら、企業ブランディングやコンセプト体現の手段のひとつとして、企業のオリジナルユニフォームの制作支援を数多くおこなってまいりました。今回、西鉄エアサービスの旅客サービススタッフ・グランドハンドリングスタッフの制服リニューアルプロジェクトにおいては、シタテルの保有するサプライヤーネットワークを活用し、制服の制作を支援するだけでなく、西鉄エアサービスの従業員の皆さまのリアルな意見を制服に反映するため、制作段階前より従業員の皆さまへの事前アンケート調査や座談会の場を設け、制服に関する課題整理や要件の抽出、それに基づく制服の企画提案やブランドのアサイン、制服のSTYLE BOOKの監修などを手掛けました。

ブランドアサインに関しては、機能性を考慮したデザイン企画が可能で、トレンドに左右されないファッション感度が高いナノ・ユニバースとのコラボレーションをご提案。既存の制服のイメージにとらわれないデザインや色使い、シルエットにこだわりました。また、制服としての安全性や専門性の高い分野に対する機能・仕様の監修もシタテルがおこなっております。

STYLE BOOKの制作・監修においては、西鉄エアサービスの経営層の想いを従業員に伝えるべく、西鉄エアサービス代表のインタビューや本コラボレーション企画に携わったナノ・ユニバースのインタビュー、リニューアルされた制服の身だしなみマニュアルなどを掲載。従業員のロイヤリティの向上と一体感を醸成しています。また、これから西鉄エアサービスを志望される未来の従業員に対しても、今回のプロジェクトを伝承していけるようなSTYLE BOOKを制作いたしました。

■西鉄エアサービスの新たな制服のご紹介(一部)


●旅客サービススタッフ (女性)

エレガントなベージュカラーで、航空業界の常識にとらわれないデザイン・色使いを採用。体に沿いすぎず、誰もが美しく見えるスタイリッシュなシルエットにこだわりました。
オリジナルプリントスカーフは、従業員の投票により決定した西鉄カラーのオリジナルスカーフ。
右肩にスカーフループを採用することで、様々なアレンジを楽しむことができます。 

●旅客サービススタッフ(男性)

ナノ・ユニバースの提唱する洗練されたシルエットとバランス感覚、レディースとの一体感も考慮したスーツスタイル。ミリ単位のバランスにこだわって仕上げました。内側のポケットなど、見えないところにもたくさんのこだわりをつめ込みました。
オリジナルジャガードネクタイはNishiAirのロゴマークをさりげなく織り込み、ネクタイピンには、西鉄カラーの3本ラインを取り入れています。

●グランドハンドリングスタッフ

スタイリッシュなデザインと安全性・機能性を両立させたハイスペックウェア。作業の快適性や温度調節などスタッフそれぞれが自分に合った働きやすさを実現できるよう、オールインワン、ブルゾン、ベストなど多様なアイテムを採用しました。

今回新たに制作した旅客サービススタッフとグランドハンドリングスタッフの制服は、本年3月27日(土)より、旅客サービススタッフにおいては福岡空港国際線・佐賀空港・新千歳空港国際線にて、グランドハンドリングスタッフにおいては北九州空港・福岡空港国際線・佐賀空港・熊本空港・宮崎空港・山口宇部空港・松山空港にて、新制服の着用を開始しております。

今後もシタテルでは、シタテルが保有する独自のサプライヤーネットワークを活用し、企業のオリジナルユニフォームの制作を通じて、企業ブランディングやコンセプト体現を支援してまいります。

■シタテル株式会社 代表取締役/CEO
河野秀和 コメント

この度は、西鉄エアサービス様の創立30周年の旅客サービススタッフ、グランドハンドリングスタッフの制服リニューアルプロジェクトにおいて、企画から制服の制作にまで携わることができ、大変光栄に思っております。新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、世界全体が未曽有の状況におかれるなか、本プロジェクトが航空業界の新たな一歩となることを確信しております。
また、創立30周年を記念した制服のリニューアルが、西鉄エアサービス様が歩まれる長い旅路のなかでターニングポイントとなり、そして「挑戦の風を、西から。」という想いが込められた新たな制服が、閉塞感漂う世の中を打破し、多くの人々の夢と希望を運ぶための事業の一助となりますことを、心から願っております。
今後もシタテルは、働く人々の魅力、そしてイマジネーションを最大限に引き出し、「ひと・しくみ・テクノロジー」の力で衣服の価値を変え、豊かな社会の実現に向けて貢献してまいります。

■西鉄エアサービス株式会社 代表取締役社長
木津勇治 コメント

制服リニューアルプロジェクトは当社創立30周年記念事業の一環として立ち上げたものでした。しかし、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、記念事業のほとんどは中止せざるを得なくなり、当プロジェクトについても続行すべきかどうかの決断を迫られましたが、記念事業の中で従業員が最も注目し、期待している制服リニューアルだったため敢行することにしました。
このような状況下で新制服が無事に完成したことには大変安堵しております。
また、当社にとっても新たな挑戦であったコラボレーションによる制服リニューアルプロジェクトは、期待以上の成果になったと思っております。
当社の想いを制服という形として表してくださいましたシタテル様、ナノ・ユニバース様には、深く感謝申し上げます。

■株式会社 TSI 第一ディビジョン ナノ・ユニバース事業部 メンズ/ウィメンズ 企画・パターン マネージャー
安藤大輔 コメント

この度は、西鉄エアサービス様の創立30周年「制服リニューアルプロジェクト」に、我々ナノ・ユニバースが関わらせていただきまして誠に有難う御座いました。心より感謝申し上げます。
振り返りますと、2019年の晩秋にシタテル様から本プロジェクトのお話を頂戴し、いよいよ本格始動というタイミングで、世の中が一変するコロナ禍に突入という大きな壁が立ち上がって参りましたが、プロジェクトは継続し、無事に納品まで終えられました事を大変嬉しく思っております。
「挑戦の風を、西から。」というタグラインの想いを、我々も共有させていただき、同業他社様にはない、デザインと品質、そして社員の方一人ひとりが誇りに思える、そんなディレクションになるよう我々の想いを乗せさせていただきましたので、多くの方々に日々のモチベショーンアップの起因になれますことを心から願っております。
西鉄エアサービス様、シタテル様と出会い、共にコロナ禍の苦境の中、今回のプロジェクトに関わらせていただき、最終的に満足いただくお喜びの声が届きましたことは、今後のナノ・ユニバースの財産となりました。改めて深く感謝申し上げます。有難う御座いました。そして、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。