sitateru

導入事例

CASE

事例一覧へ戻る

想いやアイデアが洋服になるワクワク感を、 読者に感じてもらえた素敵な企画が実現できました!

株式会社講談社

講談社「with online」は、女性誌「with」の公式サイトとして、「恋も仕事もわたしらしく」を
コンセプトに、楽しく働くオシゴト女子向けに様々な情報を提供しているWebサイト。
オンラインメディアの特性を活かした様々な企画情報を発信している。

https://withonline.jp

第二事業部 デジタル戦略部 with
with online 編集長 岡本 朋子 様

課題

  • 今後の新規事業やサービスの方向性を探るための企画を模索していた
  • 読者サポーターに満足してもらえるプロジェクトを企画したい

目的

  • 他社にないオリジナリティのある新しい企画に取り組む
  • 読者が欲しい服を企画制作して販売する

結果

  • 満足の行く販売実績を残すことができた
  • プロジェクトに参加した読者に喜んでもらえた
  • 様々な新しい経験ができ、多くの知見が得られた

生産したアイテム

●美脚ラップ風スカート●脚長ワイドパンツ●美鎖骨カシュクールブラウス●美シルエットノースリーブブラウス●華奢見えシアーシャツドレス

withLab達のこだわりとアイデアが詰まった『絶対美人服』

class=

リスクが少なくオリジナルの洋服が制作できるサービスは、読者サポーターの参加企画に“ぴったり”だと思いました

衣服の企画制作からオンライン販売、発送までができる「sitateru CLOUD 販売支援〈以下、販売支援〉」を利用して、読者が自分たちの作りたい服を作るプロジェクトを企画しました。

受注生産のため、在庫のリスクがない点もこの企画に取り組んだ大きな理由のひとつでした。

当社の雑誌「with」とその公式サイトである「with online」には、全国に「withLab」と言う読者サポーターが約4,000名おります。

普段彼女たちには、選抜メンバーが紙面にモデルとして登場したりサイト内にブログを書いたり、様々な形でコンテンツ作りに参加・協力していただいています。そのwithLab達に、「自分たちの欲しい服作り」に参加してもらうことになりました。

サイト内でリアルタイムに制作プロセスを発信ができる「おもしろい企画」でしたし、読者の代表である彼女たちがほしい服を作るため、完成した商品を同じ感覚の他読者が購入してくれるのではないか、という期待もありました。

これまでは、編集部としてクライアントのために商品やブランドイメージをどのように表現すればよいかを考えてきました。しかし今回は「読者と一緒に」洋服作りを行うので、言ってみれば「withブランド」の商品を作り、それを私達自身が販売するという「作り手側」の立場になるわけです。

このまったく経験したことのないチャレンジが、新しい取り組みとしておもしろそう、と直感的に感じたことも、企画を進めた背景にありました。

内容は思わぬ方向へ変化しましたが、シタテルに柔軟にサポートしてもらえたので、プロジェクトはさらに盛り上がっていきました!

当初「OLが欲しい機能の服」というコンセプトを考えており、例えば「汗が目立たない服」といった機能的な付加価値がついた服の制作を想定していました。

ところが10名ほどのメンバーが集まりプロジェクトがスタートすると、「美人に見える」や「コレを着るとモテる」服が作りたいという意見が多くでました。

これまでも、同様なプロジェクトに参加するwithLab達には自由に意見を言ってもらっていたので、今回もそういった方向性の変更は想定内ではありました。ただ「美人に見える服を作りたい」というある意味「素人のわがまま」が、果たして販売できる商品として実現できるかという不安もありました。

しかし、シタテルのデザイナーをはじめスタッフが柔軟に対応してくれたので、こちらが当初想定した路線ではなく、withLab達の「本音」をネーミングにした『絶対美人服プロジェクト』として進めることになりました。その様子はwith onlineで、参加者自身がリアルタイムで情報発信するなど、Webメディアの特性を生かした形でも発信をしました。

▼OLの“リアルにほしい”を集めて作ります!【絶対美人服プロジェクト】始動!【第1回】
https://withonline.jp/fashion/jUrP5

▼働く女子のマストバイ5! “欲しい”が詰まった服のデザインが決定!【絶対美人服プロジェクト】【第2回】
https://withonline.jp/fashion/OY98c

プロのサポートのおかげで、その場でデザインができていく楽しさと、商品化される嬉しさを参加者たちは味わうことができました

参加者が「こんな感じ」と言ったイメージを、デザイナーがその場でホワイトボードに描いていきデザインを仕上げていく「ライブ感」はワクワクして楽しい経験でしたし、withLab達にもサポーターとして特別感を味わってもらうことができて、プロジェクトが進行するにつれチームのモチベーションもさらに上がっていきました。

自分たちのアイデアや想いが実際に販売する商品になることは、私自身も経験のないとても楽しいプロジェクトでした。

私たちの「こうしたい」とか「もっと◯◯だったらよい」などの、ある意味「素人のこだわり」に対して、それを実現するために臨機応変に対応してくれたシタテルスタッフのプロとしての経験と技術は本当に素晴らしかったです。

おかげさまで、参加メンバーのイメージ通りの洋服が完成しました。

スポンサーのいない企画商品を販売する難しさを実感しながら、「本気で売る」という貴重な経験ができました

ところが、販売開始から1週間は、まったく商品が動かない日が続きました。4月に発売を開始したのですが、世の中がコロナ一色で外出自粛要請が出されるなど、本当にアパレル商品を販売するのに、これ以上の悪い条件はないくらいの時期。売上げは大変苦戦しました。

商品開発という視点で見ると、購入を期待していた読者層と作った洋服の価格帯にミスマッチがあったのかも知れません。

小ロットの受注生産であることやデザインにこだわった結果、販売価格が上がってしまいました。

しかし、デザイン的なこだわりをなくしてしまうと、このプロジェクトの本来のコンセプトである「自分たちの作りたい服を作る」意味が半減してしまうため、価格に関しては当初の通り進めました。

販売不振の最も大きな原因は、やはりコロナ禍ということになってしまいますが、読者が着たい服を作ったのだから、読者コミュニティの中で自然に売れるだろう、と考え、特に積極的な販売戦略を立てていませんでした。読者の消費行動の読みに、ある種の「過信」があったことは確かです。

そこからは、編集部が主体となって、様々な販売施策を打ちました。

幸い、with onlineは当時から8000万PVを誇るリーチ力のあるWebサイト。オリジナルコンテンツを制作するのは得意中の得意です。

速攻でオリジナル漫画を制作し、“絶対美人服”がどんなに着る人を綺麗に見せる工夫がされたものであるかをアピールしたり、YouTubeで人気スタイリストさんとTVショッピング風の動画を制作したり。

社内の他媒体の力を借りたPRや、with onlineで連載中のカリスマ的な人気を誇る作家さんに、取材中に着用していただき、SNSでも拡散をお願いしたりと、withの持つチャネルをフル活用して販促活動に取り組みました。

経験したことのない企画から得られた「情報」と「知見」は、媒体の今後の編集方針にも影響を与えました

最終的に、すべてのアイテムで目標受注数を大幅に上回り、アパレルメーカーが軒並み苦戦しているコロナ禍の状況にも関わらず、大きな売上としての結果を出せたことにほっとしています。

売上の数字は重要な要素ですが、やってみなければわからなかった様々な知見が得られました。

物を売ろうとした時に何が効果的か、どのような企画だと消費者の目に止まるのかなどの経験値が上がり、そのことが今後クライアントの商品をサポートする時に大いに役立つと思います。

普段の編集業務では気付きにくい、ビジネス感覚やマーケット分析にも敏感になったことは収穫のひとつでしたが、媒体自体のコンセプトを見直すきっかけを頂いたと思っています。

新しい企画の可能性が広がるシタテルの販売支援サービス。また挑戦してみたいです

プロにしかできない洋服作りを、一般の方のアイデアや想いを取り入れた洋服が商品化できるというシタテルのサービスは、とてもおもしろい仕組みだと思いました。

一方で、今回の販促に苦労した経験を踏まえると、事前にプロモーションや販路マーケットなどしっかりとした準備が必要になると思います。

例えば、私の媒体で同じような取り組みをもう一度するとしたら、「化粧品会社などもう一社別の企業とコラボレーションをして新製品の口紅と合う洋服を作る」など企画の幅を広げたり、せっかくwithで作るのだから、withに関わりの深いスタイリストさんやモデル、美容家の方々とコラボして洋服を制作するなどといった新しい企画として挑戦してみたいです。

販促活動は大変でしたが、結果として販売実績も満足いくものになりました。

売上げの数字や私自身が色々と経験できたことは大きな成果ですが、何よりプロジェクトに参加してくれたwithLabメンバーたちがとても喜んでくれたことが、何よりもよかったと思っています。

← ※販売した商品を着用していただきました