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【プレスリリース】「sitateru CLOUD」繊維商社ヤギの「貿易コンサル/物流経費削減(3PL)サービス」と連携〜煩雑な貿易業務が「sitateru CLOUD」上で完結〜

シタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下シタテル)は衣服・ライフスタイル産業が抱える社会課題を解決するクラウドサービス「sitateru CLOUD」と株式会社ヤギ(大阪本社:大阪府大阪市、東京本社:東京都中央区、代表取締役:八木隆夫、以下㈱ヤギ)の貿易コンサル/物流経費削減(3PL)サービスと連携し、ブランドの貿易業務を「sitateru CLOUD」上で完結できる機能を開発、実装しました。

■「貿易コンサル/物流経費削減(3PL)サービス」 追加の背景

昨今、SNSの普及などによるDtoCの拡大や、ECモールの拡充により、衣服・ライフスタイル産業は大手ブランドだけでなく、中小ブランドが大幅に増加しています。また、消費動向の変化によりコンセプトやストーリーを消費者に伝え、認知を高めて上手くブランドを構築する企業が増加する一方で、企業は良い商品を適正価格で販売を続ける必要があります。

その手段のひとつとして商品の海外生産がありますが、そのための貿易業務として例えば、関係各所との多種多様な書類の作成、輸送手段の手配、通関の手続き、フォワダーへの依頼、出荷・納品の管理、その他関係各所との電話やメールでのやり取りなど、多岐に渡り非常に煩雑です。そのため、海外で生産したいと考えても、貿易業務をしたことがなく、社内にノウハウがない企業にとっては、ハードルが高く、海外生産になかなか踏み切れないという声が多く聞かれました。

■「貿易コンサル/物流経費削減(3PL)サービス」の概要

前述のように「海外生産をしたいが、貿易業務に関して、社内にノウハウがない」や、「海外貿易の経験はあるけど、別のルートも検討したい」、「やってみたいが、中小ブランドだと与信の問題で、商社に依頼することも難しい」など海外生産のための貿易業務には多くの課題があります。これらの課題を解決し、あらゆる企業にとって、ブランドの維持・拡大のための選択肢のひとつとして、海外生産も手軽に取り入れられるよう、「sitateru CLOUD」上で、㈱ヤギの「貿易コンサル/物流経費削減(3PL)サービス」と連携し、貿易業務が完結できるようになりました。

具体的には、「sitateru CLOUD」上で㈱ヤギと貿易に関する契約を交わせるようになります。そして、同社と一緒にクラウド上で通関業者やフォワーダーとやり取りをし、貿易に関わる煩雑な業務を相談しながら行うことにより、ブランドにとって、海外生産をもっと身近な選択肢として、取り入れられるようにいたします。

そして、この機能を活用することによって、社内に貿易業務の知見を養い、最終的には自社で貿易業務を完結できるようになったり、自社単独で輸出入の場合と比較し、物流コストを下げ、効率化を実現することが可能になります。

今後もシタテルでは、「sitateru CLOUD」を通してサプライチェーンを革新することで、「衣服づくり」のオープン化を目指してまいります。また、在庫を破棄しないサステナブルな仕組みを通じ、新たな衣服・ライフスタイル産業の未来を築いてまいります。