シタテル株式会社（本社：熊本県熊本市、代表取締役：河野秀和、以下シタテル）はHOUGA（デザイナー：石田萌）が、衣服・ライフスタイル産業が抱える社会課題を解決するクラウドサービス「sitateru CLOUD」の導入が決定したことをお知らせいたします。これにより、業務やコミュニケーションを効率化することで、”五感と体験をデザインする”ブランド創りに充てる時間を拡大させる予定です。

■「sitateru CLOUD」導入の背景

HOUGAは2019年にデザイナーの石田萌氏が立ち上げたブランドです。このブランドは"Unbirthday Party Dress "をテーマに創られています。幼い頃、パーティードレスを着たときに感じた高揚感を再現できるような、普段使いができて、本来の自分を解放するドレスを制作しています。

石田氏はブランド立ち上げ前に、日本を代表するファッションコンテストである、第86回装苑賞佳作1位や、第11回YKKファスニングアワード優秀賞など、数々の賞を受賞した経歴があります。

現在は、様々なファッション誌で誌面を飾ったり、百貨店や有名セレクトショップなどでも取り扱われている他、子供から大人までエイジレスに着用できるアイテムにも注力しており、ブランドとして拡大を続ける中、生産の効率化が急務でした。
■「sitateru CLOUD」導入の概要

「sitateru CLOUD」の導入により、様々な面で工数の大幅削減が期待できます。

まず1つ目は、今までアイテム別に生産工程の管理を行っていましたが、「アイテム機能」により、生産状況を一覧で確認することができ、進捗確認の工数が削減されます。

そして2つ目は、進捗確認の際、工場ごとにメールやLINE、電話やFAXなどの各連絡手段を使っていましたが、「チャット機能」により、コミュニケーションが集約され、迅速なやり取りが可能になります。

3つ目は、これまではアイテム生産の際に繋がりのある工場へ依頼をしていましたが、繁忙期などの問題で希望通りに生産できないことがありました。「マッチング機能」を活用することで、希望する納期や工賃で生産できる工場と簡単に繋がることができます。

このように、「sitateru CLOUD」を活用することで、業務が大幅に効率化され、HOUGAのような少人数で運営する企業も、ブランドを創ることに時間を割くことが可能になります。

今後もシタテルでは、「sitateru CLOUD」を通してサプライチェーンを革新し、「衣服づくり」のオープン化を目指してまいります。また、在庫を破棄しないサステナブルな仕組みを通じ、新たな衣服・ライフスタイル産業の未来を築いてまいります。