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【プレスリリース】JAXA「HTV-Xチーム」のウェア刷新によるインナーブランディングをシタテルが支援

シタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下シタテル)は、世界的に宇宙開発が加速する中、日本の先進的な技術を確立させるためJAXAが発足させた新型宇宙ステーション補給機(以下、HTV-X)プロジェクトチームにおけるインナーブランディングのウェア刷新を支援いたしました。

■ユニフォームによるブランディングの背景

新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」は、先代「こうのとり」の進化形として、国際宇宙ステーション(ISS)計画に不可欠な大型機器や宇宙飛行士の生活を支える荷物を輸送する無人補給船です。HTV-Xプロジェクトチームは、HTV-Xの計画立案、開発から運用まで全てを取り仕切っています。数百社もの関連企業を取りまとめながら、HTV-Xに関する各機能の設計・製造・検証試験や、日々の開発の成果を踏まえた試験運用など、同時並行であらゆるプロジェクトを推進しています。

このような状況の中で、ミッション遂行に向けてメンバー全員の集中力を高め、一体感を醸成するために、チームブランディングを「リファイン」する取組みが立ち上がりました。そして、その取組みの一環としてチームウェアが刷新されることになりました。


■ユニフォーム刷新後の変化

これまでもチームウェアはありましたが、作業着のようなデザインでした。しかし、実際の業務では、HTV-Xの試験や現場作業などの一部の業務を除き、作業着が必要な場面はありません。そのため、新たなウェアは「ミッションのために最適化された格好」をテーマに制作しました。

出来上がったウェアは機能性とデザイン性を両立させました。機能面においては、軽量で疲れにくく、立体的な構造により機動性も高いため、大きい動作も難なく行うことが可能です。また、デザイン面は、”Galaxy Black”というチームのミッションにマッチしたカラーで統一されたスタイリッシュなデザインに仕上がりました。

ウェアの着用を開始し、「着用することで、自然と気が引き締まり、仕事のスイッチが入る」、「着用していると想像以上に周囲からリアクションがあり、着ていることが誇らしい」などポジティブな意見が多く聞かれ、インナーブランディングを成功に導くウェアが完成しました。

■JAXA 有人宇宙技術部門 新型宇宙ステーション補給機プロジェクトチーム コメント

今回、ウェアを制作して、様々な方面から大きな反響があり、驚いています。HTV-Xのチームメンバーは新たなウェアをとても気に入っているので、業務中はもちろん、休憩時間や業務外でも着用していたところ、NASAのメンバーや各国の関係者、JAXAの他チームから「かっこいいね」「どこで買えるの?」などウェアに関して声をかけられることが増えました。

ウェアに関して規定があるわけではないですが、これまではグローバルのどのチームも作業着のようなデザインが当たり前になっていました。しかし、今回このウェアを制作したところ、他のチームも独自のウェアを作りはじめており、我々が組織にとってチームブランディングのひとつの成功例を示せたのではないかと思います。チームとしても結果的に一体感を醸成することに繋がりました。


▼事例詳細
https://imag.sitateru.com/innovation/jaxa-htvx/