【プレスリリース】シタテルが日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0(ゼロ)」で着用するサステナブルユニフォームの制作を支援
シタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下シタテル)は、株式会社GOODTIME(本社:東京都渋谷区、代表取締役:明山淳也)が運営する、隈研吾氏 建築設計の日本初ゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0」(所在地:愛媛県⻄条市)のサステナブルユニフォーム制作を支援いたしました。
事例詳細:https://sitateru.com/case/goodtimejapan/
■ITOMACHI HOTEL 0とは
「ITOMACHI HOTEL 0」は日本におけるホテルとして初めて、省エネ・創エネによる電力消費量実質ゼロを実現し、環境省が定める認証の中でも最高ランクの「ZEB(Net Zero Energy Building)」を取得した日本初のゼロエネルギーホテルです。
ホテルがある愛媛県西条市は西日本最高峰の石鎚山の恩恵を受け、鉄管を地盤に打ち抜けば水が出るということから名づけられた「うちぬき」という豊富な地下水に恵まれた場所です。古来より人の営みがある西条には、だんじりやみこしが奉納される「西条祭り」が江戸時代から続くなど、文化的な側面もあります。
しかし近年は「人がいない」「活気がない」という課題を抱えており、農地であった土地等を転用し、「エネルギー」をテーマにしたまちづくりで地域の活性化につなげるため、事業主である株式会社アドバンテックが「糸プロジェクト」を始動させました。そして、世界的建築家である隈研吾氏によるマスタープラン(※)の中核施設として計画されていたホテルである「ITOMACHI HOTEL 0」が誕生しました。
※マスタープラン・・・都市開発や建築物を建てるときの全体的・総合的な計画のこと。ほかの計画の上位に位置付けられる。
■サステナブルユニフォームについて
今回「ゼロ・エネルギー」という価値だけにとどまらず、お客様に楽しんでもらい記憶に残る時間を提供するためにも内装や料理、備品など細部までホテルとしてこだわっています。そして、お客様に魅力を感じてもらうひとつとして、スタッフの印象をよりよいものにするために、オリジナルユニフォームを制作しました。
フロントとカフェのサービスなど、様々な業務をマルチタスクでこなせる機能性を担保するのはもちろん、色合いや生地の質感でホテルの世界観を表現しています。
使用する生地はホテル建物や周囲の自然と調和する「アースカラー」をベースに、「再生ポリエステル」を使用することでゼロ・エネルギーホテルとして着用するにふさわしいサステナブルユニフォームが完成しました。
「ITOMACHI HOTEL 0」企画アドバイザリー 篠永奈緒美 氏 コメント
シタテルは企画の意図を的確に、かつ深い部分まで理解しており、サンプルの段階で私たちが思い描いていた以上の製品を仕上げてくれました。早いタイミングで精度の高いサンプルを提出していただいたことにより、細かいディテールまで検討する時間が生まれ、デザインも妥協せずに完成度を高めることができました。
またこちらの意図したデザインをサンプルとして具現化するだけにとどまらず、そこに新しい提案があった点もよかったです。制作の最終段階で「いとまち」を象徴する「水」をイメージさせるボタンを袖につけるアイデアは、素晴らしい提案でした。
https://imag.sitateru.com/innovation/itomachi-hotel-0/